瞬間に命を吹き込む機械

ニコマートEL 1967年モデル。

数百分の一秒の世界を切り取る

機械式シャッターのカシャン！という音が好きです。

フィルムをギリギリッと巻き、

ファインダーを覗きながら被写体をフレームに収める。

雲の動きに反応する露出計の指針。

シャッターダイヤルの適度な感触。

レンズのピントリングを回し、

被写体をシャープに浮かび上がらせ、

人差し指をシャーターボタンの上へ。

腕の内側に力を込め、

ミラーアップの衝撃に備える。

カシャン！

一枚一枚の写真を大切に撮っていた

あの時代が忘れられなくて、

今もニコマートELは現役です。

タグ：一眼レフ ニコン 銀塩カメラ カメラ

コメント 3

最近はデジカメで撮ることが多く愛機ニコンFMの出番が有りません。ニコマートEL保存状態良いですね、私のニコンFMは傷だらけです。
by takaranoumi (2010-04-04 22:52) 

デジカメが常識になっている昨今ですが
銀塩も良いですね。
私のフォトミックは埃かぶれになっておりますが…
by Fuel (2010-04-05 23:13) 

takaranoumi さん
コメントありがとうございます。
ニコマートはクリーニング＆調整を専門店に出しまして、
ちょっとしたレストアを施しました。

Fuelさん
コメントありがとうございます。
フォトミックですか、いいですねぇ。
Ｆ２フォトミックは自分にとって永遠の憧れです。


by 多動オヤジ (2010-04-06 12:36)