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しみじみ房総 [小さな旅]

久々の更新となります。
6月初旬にぎっくり腰になってしまい、左腕は腱鞘炎。
気は若くても、中身はオヤジ…。なんかボロボロで滅入っておりました。

折角の750も乗れず終い、ロードバイクもMTBも乗れず、
これほど2輪車から遠ざかったのは、2年前の肉離れ以来です。

クルマには乗れるようになったので、
湯治といえるもんじゃないですが近場の温泉に行っております。
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昨日行ったのは、房総・勝浦の臨海荘。
ヨードを含むコーヒー色の温泉は、ぬるっとしていて身体に効きそう。
腰にいいかどうかは不明だが、肌はすべすべになりましたね。

寂れた風情が心に染み、遠くの湯治場に来たような気分も味わえ満足度大。
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帰路の国道296号の大多喜付近では、
夕闇に煙る大多喜城がこれまた風情豊かで、しみじみと染みました。
ヒグラシの声が、郷愁を誘うというか、センチメンタルな気分に浸らせてくれます。

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誰もがその名を知っているような著名な場所ではないけれど、
房総の温泉や城下町は、気負わぬ普通さがなんとも良いです。


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駅灯り [小さな旅]

里山の闇に浮かぶプラットホームと気動車一両。u.JPG

 

駅員さんのいない無人駅 乗降客のいないホーム、乗客のいない車両…。
ない ない 尽くし の寂しい駅ですが、
暗闇に灯る列車の明かりを見た時、ほっとしました。

前記事の雪山からトンボ帰りで南房総へ出張し、
ひと味違う里山の冬を味わってきました。

 

 

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駅弁 旅気分 [小さな旅]

さてと 本日は気を取り直して旅に出ることにしました。
なんて言いたいところですが、なかなかそうも行かず、
旅気分だけでも味わいたくなって、
千葉駅で“駅弁”買って総武快速に乗り込みました。
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千葉の駅弁というと「菜の花弁当」がよく知られていますが、
僕は、万葉軒の「千葉寿司街道」シリーズが一番好きですね!
なかでも、内房の鰺をふんだんに使った“鰺寿司”は、最高です。

まず箱を開けると、
笹の葉の薫りと共にとろろ昆布で丁寧に巻かれた“鰺寿司”が登場します。

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昆布のとろみに包まれた鰺は、
酢じめの頃合いがとろろによく馴染み、旨いの一言。
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こう暑いと食欲も失せがちですが、
この鰺寿司を口に運んだ途端、食欲旺盛になりました。
二箱買えば良かったかなぁ。

駅弁食べながら見る車窓の風景は、見慣れたビル群でも新鮮。
束の間ですが、イイ旅でした。


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成田山 初詣前の参道散策 [小さな旅]

前置きなしで恐縮ですが、再び、成田山へ戻りましょう。
ご存じの方も多いと思いますが、成田山新勝寺は初詣の人出がものすごく、
2010年三が日の参拝者数は、なんと約298万人!
全国・初詣の人出ランキングでは、明治神宮に告ぐ第二位を記録しています。

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僕も子供の頃は親に連れられ、毎年元旦に参拝していました。
参道から境内、本堂と、人、人、人で埋め尽くされ、
小学生の時分は背丈が大人の胸あたりですから、身動きできずキツかったなぁ。
実家を出てからは、あの人混みが苦手で訪れたことがありません。
今回は、22年ぶりに訪れました。自宅から25kmほどと近いのに不思議ですね。
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師走の成田山は、初詣の賑わいが嘘のように平穏で、
歴史のある寺内町が持つ風情がとても味わい深く、旧街道の宿場町に来たような感覚。
店先を覗くと、早くもダルマが並び、金運に御利益のある黄色いダルマの姿も。
昔は赤しかなかったのに、賑やかになったものです。
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せっかくだから、さっきの米屋で羊羹でも買っていこうと思ったのですが、
軒を連ねる老舗の中で、異彩を放つお店を発見。
壁がさりげなくモーモー柄に塗られています。
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何屋だ?と近づくと“ウシマロ”なる文字。
さっきのゆるキャラ・ウナリ君といい、成田は“ウ”で始まるものが好きだねぇ〜。
ショーケースには、木綿豆腐のような白い物体が飾られていました。
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「ウシマロってコレですか? 豆腐みたいですけど…」
「えええぇ、お豆腐に見えてしまいますか? マシュマロなんですけど…。」
「マシュマロ?」
「はい、牛乳でつくったとってもまろやかなマシュマロなんです」
「なるほどねぇ、ウシとマシュマロで“ウシマロ”なんだ。
 珍しいねぇ、一箱もらっていこうかな」
豆腐なんて失礼な質問をしてしまった手前、買わずには帰れんわな。
でも、不思議なことにお店のお姉さん相手にしていたオバカなオヤジトークに耳を寄せた
お客さんが5人ほどいて、僕につられ「おいしそうね」なんて言いながらウシマロ買ってました。
ちょっとした呼び水になったかもしれません。
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参道の店先をあれこれ見ているうちに、だいぶ陽も傾いてきました。
師走の風は、温暖な房総と言えどもそれなりに冷えますからね、
陽が落ちる前に帰路に着きました。

ウシマロは、娘たちに好評でしたョ。
実は僕は甘いモノが苦手で、スイーツ系は味の良し悪しが分かりません。
娘たちにウシマロの味を聞いてみたところ、
まろやかでほわほわで、ミルキーでやさしい甘さ。
表面はチーズケーキのようで美味しいそうです。
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お一ついかがですか?


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五日酔い明けの昼下がり [小さな旅]

年の瀬も迫り、忘年会シーズンもたけなわとなってきました。
自分の場合、根が酒好きなもので、あっちこっちの飲み会に顔を出し、
二日酔いを優に通り越し、五日酔い状態。

昼間はダラケているのに夕刻を迎えるとなぜか復活。
アルコール補給でエンジン全開モードへ!
ビール、水割り、ジントニック、ホッピー飲んで、上がりはラーメン!!

「おぬし、懲りないのぉ〜」なんて笑ってもいられないので、
昨日は“ノンアルコールデー”にしました。

いやぁ〜たった一日アルコール断つだけで、かなり違うもんですね。
気分は、台風一過の青空のようにスッキリ爽快。
1ヶ月ぶりにCBで流してきました。
どこを走ってきたかというと、こちら☟

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☝の米屋羊羹の看板を見て、

「コメヤのようかん」と読んでしまった貴方は

関東圏以外にお住まいの方ですね。

「おっ!成田のヨネヤのようかんだ!」と分かっちゃった方は、

かなりの千葉通です。

では、これ☟は、ご存知ですか?

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このタペストリーの下では、こんな商品がうごめいていました。

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一瞬、ドジョウをモチーフとしたキャラクターなのかと思いましたが、

キャラクターのイラストをまじまじと見てみると

「うなりくん」なる名前を発見。

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成田空港の「ジェット機」と「うなぎ」のコラボなんでしょうか…。

「うなりを上げるジェットエンジンの爆音と

 ヌルヌルのうなぎの頬ずりで“おもてなし”されたらどうしよう…」

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記念行事や町おこしのキャラクターでは

賛否両論、色々ありますが、

「うなりくん」も、かなりポイント高いと思いますよ!

ねぇ、うなりくん

思いきって全国デビューしませんか?

一緒に儲けようぜ!!


 


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お隣感覚のアイランドリゾート? [小さな旅]

さて、私は、誰でしょう?
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そうです、ヤドカリです。貝のお家を見れば、一目瞭然ですね。
引き潮の潮溜まりで見付けました。
ヤドカリって、アップで見るとバッタやカミキリなど昆虫に似てませんか。
口元はウサギのようでもあり、なかなか愛嬌があります。

このヤドカリ、南房総・勝浦「部原(へばら)ビーチ」の東サイドにある
潮溜まりで見付けました。
透明度が非常に高く、底まですっきり見え、魚のシルエットもくっきり!
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ウニもたくさん、おりました。
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日曜日、朝6時に千葉の家を出て、午前8時頃、部原ビーチに到着。
真夏のピークシーズンなのに、人影はまばら。
好きな場所にパラソルさせるなんて、いやぁ〜贅沢ですなぁ。
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マリンブルーの海、白い砂浜…。ぱっと見だとアイランドリゾートと変わりませんヨ!
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末娘が、ビーチを縦横無尽に走り回って、はしゃいでいました。
近所のプールではこうはいきません。
また、来週の日曜も来ようっと!


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或る日、或る朝、太平洋の街・渚の宿 [小さな旅]

3日間ほど南房総の勝浦へ出張しておりました。
海水浴シーズンまっただ中なので、宿をとるのに一苦労するかと思いきや、
太平洋を一望する部屋にすんなり泊まれました。
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畳、障子、ブラウン管のTV、昔ながらの風情が、なかなかいい枯れ具合。
昨晩は、ワンカップと炙ったイカで一人晩酌を楽しみ、いやぁ〜シミジミ呑みました。

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ベープマットが泣かせます。

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程よい酔い加減で眠ったので、朝の起床もスッキリ!
朝6時過ぎ、砂浜の整備をする人たちの声で目が覚めました。

海の家のアルバイトたちが、ビーチパラソルを立てて行きます。
砂浜にニョキニョキと増殖していく様は、キノコのようですね。
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そして、
海と陸の気温差からなのか、瞬く間に辺り一面、重く深い霧に包まれてしまった。
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海辺の霧は、一見、べっとりと湿っているように思えますが、意外なほど〝さらり〟としており実に爽快!浜辺を一呑みすると、足早に去って行ってしまった。朝の海は、清々しく涼やかですね。

そして朝食は、カツオ水揚げ量・日本一を競う勝浦らしく、
カツオの刺身がサブディッシュとして登場。
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メインディッシュは、絵に描いたような目玉焼き!
ヒジキで鼻と口をつくったら、ピースな笑顔ができました
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7月も今日で終了、8月もハッピースマイルでよろしく!



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頑張れ〝い鉄〟レールバス [小さな旅]

さて、今日は南房総へ出張です。
缶コーヒーブレイクで立ち寄った「上総中野」駅で、
一時間に一本しかやってこないレールバスに運良く遭遇できました。

緑のトンネルをくぐり抜け、
レールの車音をゆっくりゆっくり奏でながらやってくる・いすみ鉄道〝200系〟

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終着駅「上総中野」に到着。

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菜の花をモチーフにした黄色いボディにグリーンの帯、そして何やらヘッドマークも。

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横に回ると、イラストが賑やかに描かれている。アド・トレインか?と思いきや…

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ムーミンファミリーのご一行でした。

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ヘッドマークは、スニフ。列車の型番を組み合わせ〝207スニフ〟と呼ばれているらしい。

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何がどうしてこうなったのか、よく分からないのだが、
房総半島の内陸部を走る「いすみ鉄道」の沿線は、ムーミン谷になぞられ、
列車もペインティングされていた。

地元・大多喜の家庭や事業所から出された廃食油でつくったバイオディーゼル燃料で運転していたり、訓練費700万円を自己負担することを条件に列車運転免許を取得できる「運転士養成プラン」を発表したり、廃線の危機から脱却するために、次から次へと独創的なアイデアを打ち出していたのは知っていたが、ムーミン列車は知らなかった。

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駅舎を見るかぎりでは、任天堂のゲーム「どうぶつの森」が似合いそうだが…。

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単線レールのとっぱずれ、旅情はつづくよどこまでも…。



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松葉杖で秘湯に行けるか? [小さな旅]

さて、松葉杖で秘湯に行けるか?
胸筋・腕筋を相当鍛えている方なら行けるかもしれませんが
自分の場合は不可能です。

クルマに便乗させていただき、とある山里へ行ってきました。
「一日に一人来たらいい方だよ」と地元のおじさんが言っていた幻の滝?。
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滝壺近くまで行きたかったが、この足では無理。
清々しい滝の音色を聴けただけでも有り難いと思わなきゃ。

そして山里の温泉宿、かすかに硫黄の香りが漂う露天風呂。
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もちろん肉離れ炎症中ですので入れません。
リハビリ段階になったらゆったり湯治したいなぁ〜。

そして湯上がりのビールの肴に最高の自家製“シカジャーキー”(捕獲も自家製)
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若主人が囲炉裡の炭火で一つ一つ焼いてくれます。
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このシカジャーキー、表面はカリッとドライで中はジューシー!
炭火の遠赤外線がなせる技なのか、とても滑らか。
ビーフジャーキ—のようにしゃぶるものではなく、味わうジャーキーという感覚。
もともと鹿肉は淡白なため、薫製にすると味が凝縮され旨味がでてくるようだ。
ペッパーも控えめで、なかなかヘルシー。
これまた肉離れ炎症中でビールが飲めず残念。次回はビア樽持参で訪ねたい。

さてこの山里の滝&温泉はどこかと言うと、千葉県鴨川市にある奥清澄・白岩温泉。
都心から1時間半程度の場所ですが、道も狭く人の手がまったく入っていない
深い深い森の中にあるので、静まりかえっております。
素の自然が好みなので、とんでもなく気に入りました。

しかしながら、これほどの観光資産を、市町村がいつまでも放っておくことはなく
「鴨川ビタミンウォーク」なるキャンペーンを打ちはじめました。
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当たり前ですが松葉杖では、ビタミンウォークは無理!
杖ウォークを試みるも、わずか20mで息切れし、腕もパンパン。
マシンエクササイズより運動量が高いかもしれませんね。

数分、駐車場で松葉杖ウォークに勤しんでいましたが、
心配(迷惑?)そうに見つめる若主人に気付き、やめました。



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