ロードバイク 昨今事情

ロードバイクは、今やブームを超えて社会に定着してきましたね。

昔はピチピチのサイクルジャージ着てるオヤジなんて滅多に見かけ無かったのに、

フツーに走ってます。市民権を完全に得た感じ。

僕は20年ほど前、ツーリング途中でコーヒー飲もうと南房総の鴨川グランドホテルへ入ったところ、

門前払い食らいました。

千倉温泉・千倉館でも、

「そんな格好じゃダメだよ！」と野良犬を追い払うが如き

“シッシッ”のジェスチャー付で追い払われました。

ちゃ〜んと「日帰り入浴できます」と立て札がでていたのにです。

またコンビニ前でイオンサプライしていると、

「あんちゃん、頑張ってるな!今度、買ってやるよ、名前なんて言うんだ！」と

見知らぬオヤッサンから競輪選手に間違えられること多数。

長いこと「自転車＝競輪ギャンブラー」のイメージが強かったですねぇ。

今じゃ、ロードバイクに乗ることがお洒落になっている？のですから、変われば変わるもんです。

が、しかし、疑問もあるのです！！

よく自転車雑誌で、お洒落なカフェの前にロードバイク置いて、

モデルの男女が微笑んでいるカットがありますよね。

いかにも「スタイリストが選びました！」っていうウェアを着て…。

僕は思うのです。

ああいうサイクルライフを楽しんでいても

雑誌によく書いてあるダイエット（健康）効果は期待できないのではないかと。

インナーでクルクル軽いギアを回して走ったとしても、

30分も走れば、汗びしょになってきます。

額は、塩化した汗の結晶でジャリジャリでござんすヨ。

お洒落でファッション感度の高いサイクリスト、本当にいるんですかねぇ。

というより、お洒落なエクササイズなんてあんのかぁ？

車道走れば排ガスまみれ、ツーリングから帰ってくると鼻の中は真っ黒！

だけど、そんなことに滅入ることなく自分の道をひた走る！

それがロードバイクだぜ！！

足がツっても、サロメチール塗ってゴマカシゴマカシ、ゴールを目指す。

自転車って、修行僧の世界に似ていると思うんだけど、

何も考えず、無の境地でペダルを踏むだけ。

上り坂を越えれば痛快な下りが待っている。

山あり谷ありの人生を凝縮したような世界なのだ。

な〜んて、思ってみたりするんですよ。

時代錯誤なんでしょうけど、好きなんだな〜こういうの。

タグ：ロードバイク　自転車

コメント 6

自分は自転車を始めて数年ですけど、それでも周りから見られる変わり者が変なことをやっていると思われる環境からは変わった気がします。
自転車は公道を走り事故と隣り合わせで汗だくで必死なものから、オシャレなアウトドアの遊びに変わっているのかなと感じています。

オシャレな雑誌が奨めるお散歩の自転車の乗り方をして、カフェ等で美味しい食事をしたら、カロリー取り過ぎだけで絶対に痩せないとは思いますけどね。
by みぞお (2012-11-13 18:06) 

みぞおさん　こんにちは　コメントありがとうございます。
更新頻度の低い本ブログにも係わらずアクセスいただき、感謝です！！

そうなんですよ！
変わり者が変なことをやっていると思われていました。
ヨーロッパとまでは言えませんが、
肯定的に見られるようになり嬉しいかぎりです。

でも、昨今の自転車雑誌（老舗のサイスポやバイシクルクラブでは無い自転車人気に乗じた雑誌）を見ると「違うよなぁ〜」と思ってしまうのです。

by 多動オヤジ (2012-11-13 19:18) 

完全復活ですね、久々に痛快な多動オヤジ節を聞きスカットしました。
ダブルレバーのコルナゴ最高ですね。


by takaranoumi (2012-11-13 23:29) 

takaranoumiさん ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。
復活とまではいきませんが、身体を馴らすため、地道に乗っております。
ダブルレバーは最高ですね！
by 多動オヤジ (2012-11-14 07:46) 

自転車乗って帰ってきて顔を洗うと、ショッパイですよね(笑)

昔はそんな感じだったのですね。今とは違いますねぇ。
私は未だにサイクルジャージ着て一人ではお店に入れない人ですが、最近ではコンビニには入れるようになりました。
by tsun (2012-11-14 12:10) 

tsunさん こんにちは、コメントありがとうございます。
しょっぱい汗で味わう充実感イイデスよね ジャージはサイクリストの正装ですから、ガンガン色んなお店に入りましょう。周りの目で自転車文化のレベルが計れるかもしれませんね。
by 多動オヤジ (2012-11-14 17:00)