海へ [海だより]
年末年始、なんやかんやと慌ただしく、ブログ更新を怠っておりました。
遅ればせながら、本年も何卒、よろしくお願いいたします。
正月の行事（昼夜問わずの飲んだくれ外交…）をこなしているうちに、
あっという間に松の内も過ぎてしまいました。
だらだらと通常モードへ突入する前に、スカッとリフレッシュしたくなり、
寒風の中、バイクでひとっ走りしてきました。
向かったのは九十九里浜の本須賀海岸。
広大な砂浜の向こうで白い波が輝いていました。
南国ムードのヤシの景観とは裏腹に、
親潮に乗ってやってくる海風は冷たく、
年末年始アルコール漬けでボケボケだった心身をシャキッと目覚めさせてくれました。
それにしても、九十九里浜のヤシの木は、タフですね。
吹きすさぶ風の中、凛と立ち頑張っておりました。
僕も今年は、タフに生きるぜ！挑戦しまくるぜ！
さて、同じ海つながりということで、年末のエピソードを一つ。
年の瀬の２７日に、
海辺の一軒宿、和室８畳の二間続きの部屋に一人で泊まることになりまして、
広すぎて安眠できず、いやはやまいりました。
宿が込んでいてこの部屋しか空いておらず、
正月に向けて、襖と障子の張替え中だとかで間仕切りなし。
宿の主人は、「うちで一番広い部屋ですから、大手を広げて寝てください」。
なんて笑っていましたが、押し入れの奥から座敷童が出てきそうだし、
窓の向こうには暗黒の大海原。
波音が「おいでおいで」しているような不気味さ！まいりました。
どうにも寝つけないので、恥ずかしながら電気つけっぱで夜を明かしました。
朝焼けの海は美しく、寝不足の目を覚まさせてくれましたが…、
下のテーブルを見てみたら、
なぜか伊勢海老…、
そして壁には、動いていない古時計。
海辺の寂れた旅館で、文学的な朝を感じていたのですが、
一瞬でズッコケてしまい、笑ってしまいました。
このハズシ加減のおかげで朗らかな気分になり、
チェックアウトぎりぎりまで二度寝。
すっきり爽快に、宿を後にいたしました。
新年早々、年末の話で恐縮です。
多動オヤジさん
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
夏目漱石や太宰治の文学小説にでてきそうな
風情のあるお宿ですね。
夜は、確かに色々と考えてしまいそうですが・・・
二度寝の成功で何事も丸く治まりよかったです♪＾＾：
今年も楽しい年になりそうですね・・・♪～♪
by スマイル (2012-01-08 16:05)
スマイルさん こちらこそ本年もよろしくお願い申し上げます。
暖かいコメント、ありがとうございます。
和の風情を味わおうと思ったのですが、臆病者で…。
歳を重ねても怖がりは子供並で情けないばかりです。
今年は、さらに前向きに何事も楽しもうと考えております。
よろしくお願いいたします。
by 多動オヤジ (2012-01-08 18:44)
いまさらながらですが ・・・
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
椰子の木の凛としたしなやかさ、見習いたいですね。
タフに挑戦を繰り返す年にしたいものです。
趣のある海辺の宿、いいじゃないですか！！
短編の一本でも夢想したくなりますよね。
by b.b.mk2 (2012-01-08 23:34)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
私も夜の海はもとても恐怖を感じます。怖いですよねぇ。
by tsun (2012-01-09 00:44)
動いていない古時計と広い和室に一人
それは怖くて眠れませんよね、
部屋の何処かにお札など貼ってあったりして。
by takaranoumi (2012-01-09 17:33)
b.b.mk2さん こちらこそ本年もよろしくお願いします。
今年は、タフに行きましょう！
逆境を楽しむ精神構造を目指したいですね。
宿は風情があり、短編小の一節のようでしたよ。
怖がりさえなければ、滞在したかったのですが…。
by 多動オヤジ (2012-01-10 11:22)
tsunさん こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。
ホテルならまだしも、和風旅館と夜の海の組み合わせは
スピリチュアルな恐怖満載で最強ですね。
窓辺に古い鏡台もあって、まいりましたよ。
by 多動オヤジ (2012-01-10 11:25)
takaranoumiさん こんにちは コメントありがとうございます。
後で地元の人に、
「あの宿に泊まる人は、塩を布団の四隅に置くらしいよ」
なんてさらに怖い話を聞きました。
「この部屋は普段は使わない」と主人も言っていましたから、
もしかするとお札あるかもしれませんね。
by 多動オヤジ (2012-01-10 11:29)