明日と昨日の真ん中で [Under the shiny sky]
ようやくガソリンも普段通りに給油できるようになったので
一昨日の日曜日、久しぶりにSRのエンジンに火を入れました。
出掛けた先は、印旛沼の畔。草笛の丘にある古民家。
昭和の中頃まで、下総の各地でフツーに見られた農家が
移築保存されているのだが、その存在を知る人が少ないようで、
自分の田舎に来たかのようにゆったりとくつろげる。
土間、かまど、囲炉裏、縁側…。
小学生の頃、夏休みの度に遊びに行っていた両親の田舎の家は、
まさにこんな感じで、来るたびに何とも言えぬ郷愁に包まれる。
縁側に座り、空を見上げる。
音もなく西から東へ流れていく雲、緑の薫りをほのかに乗せた風…。
日本の原風景に身を置くと
見えてくるもの、 聴こえてくるもの、
今日を形成してきた昨日と、明日を生み出すであろう今日。
その狭間でしばし考えてみる。
帰りたい、帰れない。 帰りたい、帰れない。
だから、 先へ、 先へ、 先へ。
しかし、果たして、それでいいのだろうか?
時代の流れを無理やりつくるような追いかけっこは、もういいかなぁ。
立ち止まる勇気、変わらない信念を大切にしたい。
そんなことを、あれこれ考えたSRな自分時間でした。
立ち止まる勇気、変わらない信念・・・、SRですね。
こんな家だったころの生活でいいんですよね。
我慢できる自身あるんだけどなあ(笑)
by tsun (2011-03-30 00:10)
こんばんは
私の田舎のお婆ちゃんの家もまさにこんな感じでしたね。
土間にオクドさん懐かしさが漂ってきます。
慣れない煙に何度泣いた事か…。
澄み切った青空とSRのボディの対比シビレます(笑)
by Fuel (2011-03-30 20:15)
こういう古民家に行くと、いつも思うのですが
光と影の使い方が抜群ですよね。
計算しているんでしょうかねぇ
by b.b.mk2 (2011-03-30 21:38)
今はダムに沈んでしまった母の実家を思い出しました。。。
藁葺き屋根で風呂やお手洗いは別棟で・・・田舎の家でした。
懐かしい~^^)
by rtfk (2011-03-31 11:25)
tsunさん こんにちは ご返礼が遅くなりまして申し訳ございません。
日本人のDNAが呼び覚まされるのでしょうか?
土間のある昔の暮らしに、僕もとても憧れています。
暮らしの原点=古民家にバイクの原点のようなSRは似合いますね。
by 多動オヤジ (2011-04-04 12:29)
Fuelさん こんにちは コメントありがとうございます。
煙の涙目、懐かしいですね。
僕の両親の田舎は風呂も薪でした、
火の加減をしながら、湯加減どう?って聞いてくれた
おばちゃんの優しさ…。薪の煙には、思い出がいっぱいですね。
by 多動オヤジ (2011-04-04 14:49)
b.b.mk2さん こんにちは コメントありがとうございます。
昔の日本建築には、何事もあからさまに見せない
“隠しの美学”がありますよね。
光と影のデザインは、必然なのか?偶然なのか?不思議です。
by 多動オヤジ (2011-04-04 14:59)
rtfkさん こんにちは コメントありがとうございます。
ダム湖の底ですか…、世のため、人のためとはいえ、寂しいですね。
僕の両親の田舎も、風呂と洗面が別棟で、
夜、怖くてトイレに行けませんでした。
by 多動オヤジ (2011-04-04 15:06)
小気味よい単気筒が、田舎町にあいそうですね。
by charingo (2011-04-05 00:37)
charingoさん こんにちは コメントありがとうございます。
SRは、日本の田舎道に似合いますね、
おっしゃるとおり、
トトトトッ、と小刻みの良いシングルサウンドは、
のんびりとした田園風景に、心地よく響いていきます。
とても素敵な時間でした。
by 多動オヤジ (2011-04-09 11:22)